【前編】アカネチャンフィギュア制作記
前置き
相方が琴葉姉妹のボイロを購入。それを記念しフィギュアをつくることに。ついでに動画にもしてみました(2,020年 12月YouTubeにて公開予定)。前編後編の2部構成。
本日は前編、原型完成までをご紹介。
①準備(材料・道具)
材料はこちら。石粉粘土「ファンド」とエポパテとアルミ線。
こちらはラッカーパテ、水性ホビーカラー用うすめ液、瞬着。
道具はこちら。筆、へら。
②制作
まず紙に人型をかきます。これで全体を把握しながらつくります。作っている最中にバランスが崩れちゃった…なんてこと、防げます。
そのあと粘土とアルミ線で骨格人形をつくります。まだ肉付けはしません。
ポーズもつけちゃいましょう。元イラストを見ながらポーズをつけます。このとき、関節にひねりを加えたポーズにすると、立体物として見映えがよくなります。
ポーズが決まったら粘土で肉付けをしていきます。筋肉の流れを意識してぺたぺた粘土をはっつけていきます。デッサン用の人体解剖図などの資料があるとやりやすいですよ。
顔も同時に作ってます。
顔の制作です。最初はまるい球体から形を出していきます。鼻のあたりをちょちょいとひっぱって一度乾燥させ、その後ナイフで削り出し。あごのラインと、目から鼻にかけてのラインを削って出していきます。耳も作っちゃいましょう。
髪をつくります。まず前髪から。
次に後ろ髪。粘土をひも状にして頭にくっつけていきます。
髪は乾燥前に表面をきれいにならすと良いです。そうすると乾燥後のやすりがけがウンと楽になります。はたけは表面が荒いまま乾燥させてしまったので、やすりがけ、大変でした…
手を作ります。ここはエポパテを使います。エポパテを板状にして腕にくっつけます。ナイフで指の切れ目を入れ、へらで形を整えます。パテの硬化後、ナイフで削って形を調整。
衣装を作りましょう。スカートはファンドでつくります。ファンドはやわらかいのでふわっと中空になるところ乾燥中に垂れてきてしまいます。そこでスカートの中にラップを詰めてファンドを浮かせて固定、乾燥させました。
襟?のところはエポパテです。薄く板状にのばしてハサミでカット、貼り付けました。
衣装飾りはエポパテでつくりました。
ここまでで全パーツそろいました。いったん合体させてみます。それっぽくなってきました。
ここから微調整をくりかえします。粘土盛ってナイフで削って。キズはポリパテで埋めます。ここからの作業が長く険しいのです…
険しいやすり地獄をかいくぐり、とうとう原型完成!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は後編「複製→完成!」でお会いしましょう。
それでは!